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【結論】公務員は、ワークライフバランス重視の人にはかなりおすすめ!
激務といわれる理由
部署によっては繁忙期で残業がある時期がある
たしかに、部署によっては繁忙期があり、残業が続く時期もあります。
例えば、
- 財政課 → 算編成の時期
- 税務課 → 確定申告の時期
- 観光課 → イベント開催時期
- 幼児課 → 保育園の一斉申し込みの時期
- 総務課 → 選挙期間
しかしながら、365日(土日は除く)残業しているよう課は、私の自治体や周辺自治体では見かけず、世間一般でいうブラック企業ではないと思います。
繁忙期があるのは、どこの職場でも同じではないかなという印象です。
非常配備や選挙事務など特殊な勤務がある
地震や風水害時の出勤(非常配備)や、選挙事務があるのは、公務員独特の働き方で、激務といわれる所以ではないでしょうか。最近では、石川県の能登半島地震で、自治体職員の長時間勤務がクローズアップされ、公務員の働き方について知ってもらう機会になったかと思います。
私は、在籍中、地震で出勤したことは1度もありませんでしたが、台風での出勤は、年に1~2回あるかないかといったところでした。(お隣の自治体の職員は、台風での出勤は、輪番制で2,3年に1度くらいと言っていました。”羨ましい”)
選挙事務も私の自治体では、くじになっており、2年に1度あるかないかといったところでした。
台風での非常配備は、夜中に呼び出されることもあり、また、選挙事務については、労働時間が長時間になるため、人によっては激務にとらえられる可能性がある勤務ではありましたが、このような特殊な勤務に対しては、お給料が(時間外勤務として)かなりしっかり払われますので、私は苦ではありませんでした。
男女平等に責任がある
事務職といっても、民間企業の事務職枠とは違い、本当にPC画面上で事務だけやってればいいわけではありません。男女関係なく、事務職として採用され、営業は無いものの、関係団体との調整・市民対応・会計事務・新しい制度の構築や条例等を作ったりと、意外と仕事内容が多岐に渡ります。事務職というより地域の総合職といった感じです。私の自治体でも、昔は「女性はお茶汲み」などがあったようですが、今はそんなものありません。
そのため、一般企業でいう総合職のように、男女平等に仕事を割り当てられ、責任も同じだけあるといえます。
言い換えれば、女性でも数多くの昇格機会があり、キャリアアップが期待できます!最近は、男女均等が強く進められ、女性管理職もかなり増えてきました。
女性の方で、事務作業だけや、市立図書館の受付のようなイメージだけで入庁すると、意外と仕事があって驚くかもしれません。
恵まれた就労環境
なんといっても恵まれた休暇制度
年間休日が毎年が120日前後付与され、加えて、休暇制度がかなり充実しています。
有給が1年目から20日付与され(翌年に繰り越しも可)、夏休みも5日間もらえます。
私には無理でしたが、周りの目を気にしない鬼メンタル同期は、上記の休暇をフル消化し、150日近い年間休日を作り出して働いている人もいました。
また、ママ公務員に、よく使われるのは、産休育休制度、子供の看護休暇、時短勤務などで、民間企業に勤める友人に比べたら、これらは最強制度だったと思います。私が育休連続4年取得し、復帰した話もまた別回でできたらと思います。
毎年、何が何でも昇格する昇格制度
私が勤務していた自治体は、昇格に関わる人事評価が年に1回ありましたが、ほとんど形式的な人事評価で、よっぽど何かやらかさない限り、エスカレーター式に昇級し、給与が上がっていきました。
ノルマがあったり、高い成績を求めれる民間企業に比べれば、これほどありがたいものは無いかと思います。
スキルを求められない
入庁の際に、特に、スキルは求められません。パソコンスキルや英語力、資格等必要ありません。みんな入庁して一斉に教えてもらいます。営利目的の企業ではないため、できないと見放されるといったこともありません。
私はそんな環境がゆるくて働きやすかったです。
まとめ
公務員は、激務だからやめとけとよく見かけますが、そんなことなく、恵まれた職場であることは間違いありません。
迷われている方がいたら、ぜひ公務員という選択肢を捨てないでいただきたいです。